主催: | GPUコンピューティング研究会 | |
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日時: | 2012年3月5日(月)13:30~17:15 | |
場所: | 東京工業大学・大岡山キャンパス 情報ネットワーク演習室 第2演習室(大岡山キャンパス南4号館3階 キャンパスマップにあります37番の建物で1階にセブンイレブンがあります) | |
定員: | 92名 | |
開催趣旨: | 既存のプログラムを変更することなく、指示文を挿入するだけで(ディレクティブ・ベース方式)GPU を利用した高速計算が可能になるコンパイラやコード・ジェネレータが最近注目されています。昨年、OpenACC がNVIDIA, Caps, PGI, Cray の共同で策定され、指示文の共通サブセットとして其々のディレクティブ・ベース方式のコンパイラやコード・ジェネレータの中で使えるようになります。 本講習会ではOpenACCについてその概要および利用法を紹介し、フランスCaps社による指示文ベースのGPU化コード・ジェネレータHMPPについて、その利用法を実際にTSUBAME2.0を用いた実習と共に説明します。また、昨年のSC'11にてゴードン・ベル賞を受賞したフェーズフィールド法による樹枝状凝固成長の大規模GPU計算についても紹介します。 | |
※ | GPUコンピューティング研究会・会員の方に優先的に参加して頂きます。会員でない方は、先に会員登録をして頂けますようお願い致します。 | |
※ | 定員に達したため参加申し込み受付を終了しました | |
プログラム: | 13:30-13:50 | 「ゴードンベル受賞(2011)研究の紹介」 TSUBAME2.0の4000GPUを利用し、格子法の計算でありながらフェーズフィールド法による合金の樹枝状凝固成長の計算で2.0PFLOPS(単精度)を達成しました。この内容はスパコンの分野では最高の栄誉と言われるゴードンベル賞・特別賞(本賞)を受賞することができました。 講師:青木尊之(東京工業大学・学術国際情報センター)
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13:50-14:30 | 「OpenACC の紹介」スライド OpenACCはNVIDIA社やコンパイラベンダーなどによってまとめられた仕様であり、自動C/C++/Fortran言語に対するGPU化のための指示文を追加した拡張です。現在、PGI、CAPS、Cray等が対応コンパイラを開発しており、近日中に東工大TSUBAME2.0でも利用可能となる予定です。本講習では、OpenACCについてそのプログラミング方法の概要を紹介します。 講師:丸山直也(東京工業大学・学術国際情報センター) | |
14:30-15:30 | 「HMPPの概要説明」 1. HMPPの概要・特長およびコンパイルプロセス 講師:小野寺高之(株式会社JCC ギミック) | |
15:45-17:15 | 「HMPP によるプログラムの高速化実習」 A. HMPPアプリケーションのコンパイルとコンパイルオプションについて B. HMPPのプログラミング C. 外部ライブラリの呼び出し 講師:小野寺高之(株式会社JCC ギミック) |