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主催: | GPUコンピューティング研究会 | |
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日時: | 2010年8月2日(月)13:30~17:00 | |
場所: | 東京工業大学・大岡山キャンパス 西9号館2階コラボレーションルーム (キャンパスマップの28番の建物です。正門から会場への経路はこちらをご覧ください。経路途中が図書館工事のため見通しが悪くなっているためご不便ををおかけしますが、どうかご了承下さい。) | |
定員: | 90名 | |
開催趣旨: | GPGPU もかなり普及し、スパコン Top 500 の2位に登場した中国のマシンもGPUスパコンですし、東工大の TSUBAME 2.0も性能の9割はGPUが担なっています。さまざまな分野で GPU コンピューティングが使われ始めていますが、GPUコンピューティングの特徴は、プログラムのチューニングにより実行性能が大きく変化することです。これ まで、比較的基本的な CUDA の講習会を開催してきましたが、今回は 「GPUチャレンジ2010」コンテストの問題をテーマに、入賞者たちにどのようにプログラムをチューニングしたかを丁寧に解説して頂こうと思います。きっと自分のプログラムのチューニングにも役立つことが数多く出てくることと思います。是非ご参加下さい。 参加される方は、是非、コンテスト問題の内容を予め眺め、自分でも挑戦してみることをお勧めします。 | |
※ | GPUコンピューティング研究会・会員の方に優先的に参加して頂きます。会員でない方は、先に会員登録をして頂けますようお願い致します。 | |
※ | 今回は TSUBAME 1.2 が停止期間中ですので、Tesla を使った実習はありません。 | |
プログラム: | 13:30-14:00 | GPU による非静力学平衡モデルの気象計算 気象庁で次期の気象予報に用いるために開発されている ASUCA という気象コードをどのように GPU 化したのかを解説します。研究用の世界標準の気象コード WRF が一部しか GPU 化できないのに対し、ASUCA は full implementation したことによりTSUBAME 1.2 の CPU に対して80倍の高速化を達成し、実行性能も 500 GPU で 15 TFlopsが得られました。 講師:青木尊之(東京工業大学) |
14:00-14:40 | GPU チャレンジ 2010 特別部門「モンテカルロによるオプション価格シミュレーション」の受賞者による講演 講師:二田 晴彦(新潟大学、現:みずほ情報総研) | |
14:40-15:00 | 休憩 | |
15:00-17:00 | GPU チャレンジ 2010 規定課題部門「キュービック・セミラグランジュ法による2次元移流計算」の入賞者によるチューニング技法に関する講演 講師:福澤 太(東京工業大学、現:フィックスターズ) 講師:須藤 郁弥(東北大学) |